茨城で注文住宅を検討中のみなさんに向けて、今回も木材のお話。
木材には無垢材と集成材があるとお話ししましたが、今回はその集成材についてです。
無垢材は乾燥すると反りや割れが生じます。
それを材木屋さんは嫌がるし、家を建てる工務店も嫌がるのです。
家を建てた後に木が乾燥して変化が生じたりして、問題になっても厄介ですからね。
そこで最近使われているのが集成材です。
なぜ集成材が使われているのでしょうか?
それは、反りなどの変化が出にくいからです。
木材は、反る方向が決まっています。大きい木のどの部分を切り出したものかで、反る方向が予測できるのです。
そこで、反る方向を互い違いに組み合わせて接着することにより、反りずらい材木をつくるのが集成材なのです。
今では、木造住宅の実に70パーセント以上で集成材が採用されています。大手ハウスメーカーの木造はほぼ100パーセント集成材です。
変化が少なく構成のに思える集成材ですが、実は問題がないわけではありません。
この問題点については、次回以降ご紹介したいと思います。
茨城で住宅を建てたいみなさん、次回もチェックお願いします。