木材の乾燥について ~続き~

前回もつくばで新築を検討している皆さんに向けて、木材の乾燥について書きましたが、今回はその続きです。

木は乾燥すると痩せるというお話をさせてもらいましたが、問題はそれだけではありません。

木材から水分が抜けてくると、木材が反ったり割れたりしてくるのです。

これは木1本1本によって変化が異なるので、乾燥してみないとどうなるかは分かりません。木の育った環境次第といったところですかね。木の性格が表れるんですよね~。

柱が反っていては使い物になりません。割れてしまっては床板にできません。

なので、木はたくさん伐採してきても、キレイな木材になるのはその中の一部だけなんですよ。

家に使われている立派な柱は、みなさんが思っている以上に貴重な物なんですよ!

ただ、これで困るのは材木屋さん。たくさん木を仕入れても、反ったり割れたりで使い物にならなくなったら、大赤字になってしまいますからね。

こんな理由から、乾燥しきってない生乾きの材木を販売している材木屋さんもいるようです。

つくばで注文住宅を建てるみなさんは気をつけてくださいね!